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第63回大阪大学機械工学系技術交流会開催のお知らせ( 2012年11月9日)

第63回大阪大学機械工学系技術交流会 ― マイクロスケールの熱工学の最前線 ― 日 時: 2012年11月9日(金) 13:00~17:00 会 場:大阪大学大学院工学研究科   機械系M4棟2階M4-201講義室 --------------------------------------------------《スケジュール》------------------------------------------------------------ 13:00~    受付・開場 13:30~14:00  総会 14:00~14:40  博士課程後期学生発表会 14:40~15:10  コーヒーブレーク 15:10~16:00  講演1: 微細構造が固液界面におけるエネルギー輸送や液体分子非平衡挙動に及ぼす影響―分子動力学解析― 大阪大学 大学院工学研究科 機械工学専攻  教授                芝原正彦 氏 16:00~16:50  講演2:流体の熱輸送を支配する分子動力学機構-ポリマー・ソフトマター・膜- 東北大学流体科学研究所           教授                    小原 拓 氏 17:00~     懇親会(於:ラシェーナ) -------------------------------------------------------------《講演概要》----------------------------------------------------- 講演1の概要: (ナノフルイッドと呼ばれるナノ粒子を懸濁させた液体を用いた研究が盛んに行われるようになり,多様な熱伝達率変化を示唆する研究成果が発表されている.しかしながら,そのように微小な粒子が,どの程度,どのようなメカニズムで固液間のエネルギー輸送に影響を及ぼすかを議論した例は少ない.) 本講演では,固液界面に存在する微細構造が,どのような場合にどのようなメカニズムで固液間のエネルギー輸送にどの程度影響を及ぼすかを非平衡分子動力学解析を用いて調べた研究例について紹介する. 講演2の概要: 流体の熱輸送を支配する機構を解明することは,その流体がなぜその熱物性値をもつのかという疑問に対して解答を与えるだけでなく,希望の特性をもつ流体の「設計」につながる.最近重要性を増しているポリマー液体やソフトマターを対象として,分子動力学シミュレーションにより解析した結果を紹介する.

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