研究室

統合設計学系|設計工学領域

藤田・野間口・矢地研究室

研究室HP

藤田 喜久雄(教授)、野間口 大(准教授)、矢地 謙太郎(准教授)

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  • 藤田・野間口・矢地研究室とは?

    イノベーションをデザインする。

    ものづくりとその周辺には、製品の仕様、コストや品質、納期などについてのさまざまな設計の課題が潜んでいます。ものを起点としたイノベーションを起こすには、そういった数々の要因や条件を総合的にとらえて設計を進めていく必要があり、ものづくりの全体を俯瞰した合理的なしくみに基づくことが必須です。そうしたしくみを考えていくのが「設計工学」です。対象は製品とそれがもたらす価値。この研究室で取り組んでいるのはそれを設計するための方法論や支援システムといった考え方やツールの開発。具体的には、Concept、Structure、Architecture、Process の4つの切り口から取り組んでいます。Concept は「どのような製品をつくるのか」といった概念設計に関わる領域。AIが過去の製品や特許などの情報を系統的に分類して整理した結果から、新しいコンセプトの描き方を見つけ出します。Structure では、製品が最大限のパフォーマンスを発揮する斬新な形を探し出します。Architecture では、より効率的でよりコストを抑えたものづくりを実現するための製品の中身と組合わせ方を見つけ出します。Process では、設計者や技術の広がりに着目して、より良いものづくりに向けた計画や管理を支援します。

     

  • 研究室のユニークPoint !

    多角的なアプローチからイノベーションの精度を高める。

    イノベーションは、発明や発見ではなく、新しいことや従来からのことの思いもよらない組合せ。設計工学では、何か、特定のことを突き詰めていくのではなく、そういったイノベーションの実現に向けて、様々なことの背後に潜んでいる共通的な考え方や方法、ツールを考えていきます。そこには4つの切り口に横断的に挑んでいくことで初めて見えてくる世界があります。対象が幅広いだけに、研究でぶつかる課題も多々ありますが、その分、独創的な発見や新たな気づきの機会も多くあります。テクノロジーの進化や顧客ニーズの変化が激しくなってきている一方で、各種の社会課題も深刻になってきている今日、ものづくりの一つひとつの要素や技術を突き詰めるだけでなく、それらを俯瞰して合理的なシステムを構築すること、それを可能にするしくみを用意していくことはとても重要なテーマです。ものづくりの上流工程に携わりたい人は、特に興味ある研究領域ではないでしょうか。

     

  • 研究室の先輩メッセージ

    計算機やAIを用いて「決める」を支援する。

    • 戸井 誠人(大学院博士後期課程2年生)

    ものづくりの源流には、製品仕様の設計をはじめとして、いろいろな可能性の中から何かを決める工程が数多く潜んでいます。わたしは、コンセプトの設計での「決める」のための基準を、計算機による最適化やAIの深層学習の技術を用いて見つけ出し、設計者の判断を助けるための研究を行っています。機械工学と聞くと力学を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、力学の知識を基本としつつ、ものについての考え方や設計の組み方などのソフトな領域を扱う研究に面白さを感じています。研究は手を動かしてコツコツと実験を積み重ねるというよりも、じっくりと考えた上で描いたしくみを丹念に検証していくというのが基本的なスタイル。研究対象が幅広いだけに、さまざまな新しい技術や知見に目を向けて、積極的に研究に取り入れられることも、この研究室ならではの魅力だと感じています。

     

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藤田 喜久雄(教授)、野間口 大(准教授)、矢地 謙太郎(准教授)

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