第 90 回  大阪大学工業会機械工学系   技術交流会

 

―生物と機械を融合したリビングデバイスが拓く超スマート社会－

  【趣旨】 内閣府CSTI「科学技術イノベーション総合戦略2016」で提唱されている、多様なニーズ、潜在的なニーズに対応したモノやサービスを提供し、人々が快適で質の高い生活を送ることができる超スマート社会を実現するためのシステム開発には、各種デバイスの小型化、高感度化、低環境負荷、人体親和性などがキーワードとなると考えられます。生物素材や生体反応は、高い分子認識能や自己組織化能、低エネルギー消費などの多彩な特性を有しており、これを積極的に利用したデバイス（リビングデバイス）は、上記システムの開発に大きく貢献できる可能性があり、さらに、AI をはじめとするサイバー空間技術をいち早く融合させることで、世界に先駆けて新規市場を創出できる可能性があります。そこで、本講演会では、生物と機械の融合研究分野を代表する先生方をお招きして最先端の研究についてご講演いただき、リビングデバイスの実用化、産学連携に向けて議論できる場を企画いたしました。ふるってご参加いただきますよう、お願いいたします。

記

日  時： 2018 年 5 月 11 日（金）  13:30    ～  19:20 会  場： 大阪大学大学院工学研究科機械工学専攻 M4 棟  講義室（2F-201 講義室） http://www2.mech.eng.osaka-u.ac.jp/access/ （〒565-0871 大阪府吹田市山田丘 2-1 大阪大学 吹田キャンパス） ------------------------------《スケジュール》---------------------------- 13:00～                 開場・受付   13:30～14:00          第20期総会   14:00～15:00 講 演 1：

「細胞を使ったものづくりとその応用展開」

  東京大学  生産技術研究所  教授    竹内 昌治 氏   15：00～15：20 コーヒーブレイク   15：20～16：20 講 演 ２：

「ボディ・ オン・チップ： マイクロ・ ナノ工学による「ヒト」モデルの開発とその展望」

  京都大学 物質－細胞統合システム拠点(iCeMS)　特定拠点准教授   亀井 謙一郎 氏   16：20～17：20 講演３：

「生物機能を用いた新原理機械システムの創成」

  理化学研究所 生命機能科学研究センター 集積バイオデバイス研究ユニット ユニットリーダー    田 中 陽 氏   17:45～19：45 懇親会 学内レストラン／ラ・シェーナ（工学研究科GSEコモン・イースト棟15階）にて —————————————————————————————————————————————————————————— 大阪大学機械工学系技術交流会　事務局 〒565-0871　大阪府吹田市山田丘２番１号 　　大阪大学大学院工学研究科 機械工学専攻内 E-mail：koryukai@mech.eng.osaka-u.ac.jp