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第56回大阪大学機械工学系技術交流会開催のお知らせ(2011年7月29日)

第56回大阪大学機械工学系技術交流会 日 時:2011年7月29日(金) 13:30~17:00 会 場:大阪大学大学院工学研究科   機械系M4棟2階M4-201講義室 --------------------------------------------------《スケジュール》------------------------------------------------------------ 13:00~    受付、開場 13:30~14:30  講演1:東京大学大学院航空宇宙工学専攻における教育研究 東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻         渡辺紀徳氏 14:30~15:30  講演2:将来航空用エンジンの技術開発 株式会社IHI 航空宇宙事業本部 理事・技監       児玉 秀和 氏 15:30~16:00  コーヒーブレーク 16:00~17:00  講演3:産業用ガスタービンの動向と技術開発 川崎重工業株式会社 ガスタービン・機械カンパニー 技術総括部長    永井 勝史 氏 17:00~       御寄贈品 除幕式 乾杯 -------------------------------------------------------------《講演概要》---------------------------------------------------- 講演1の概要:東京大学航空学科は1918年に設置された。第2次世界大戦で廃止された後,1954年に再開され,その後様々な変遷を経て,現在は航空宇宙工学専攻として学部および大学院の教育と研究活動を行っている。講演では航空宇宙工学科・専攻の沿革,教育研究理念,カリキュラムなどについて述べ,また,専攻に所属する各研究室の代表的な研究内容を若干紹介する。講演者の研究室ではジェット推進に関する研究を行っており,ジェットエンジンの流れ,ロケット内部の気液二相流,液体微粒化などの最近の研究についても述べる。 講演2の概要:リーマンショックによる金融危機や新型インフルエンザの世界的流行等、一時的に民間航空輸送需要を激減させる出来事は幾度かあったものの、平均的な需要の伸びは世界的に4%を維持しており、今後は経済成長の著しいアジア・太平洋地域の需要の伸びもあって5%に上がると予想されている。民間航空機の排出するCO2は、世界的に見ても全排出量の2%程度にしか過ぎないが、今後の需要の伸びもあってCO2排出量削減が大きな課題になっており、化石燃料に大きく依存している航空推進機に課せられる排出量削減目標は高い。本講演では航空推進機の主流になっているガスタービンエンジンについて、CO2削減排出量削減のためにどのような技術開発が行われてきて、また今後どのような技術開発が行われていくのかについて述べる。 講演3の概要:川崎重工業(株)は,1970年代の当初から,今までに養ってきた技術をベースに、数多くの産業ガスタービンの自社開発に取り組んできた。講演ではまず産業用ガスタービンのさまざまな用途と開発事例について、その歴史と最近の社会情勢を踏まえて説明する。次に高効率化、環境負荷低減などの要望に応えるために取り組んでいる、空力、燃焼、冷却、材料における研究開発事例について紹介する。  

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