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第80回大阪大学機械工学系技術交流会開催のお知らせ(2016年5月13日)

第80回大阪大学工業会機械工学系技術交流会 ― 先進・型技術に観る日本のものづくりの神髄 ― ものづくりに多少でも興味のある機械系の方であれば,美しく,心地よく,機能的な人工物(もの)を見て,触れて,使って感動を受けたとき,一度くらいは「これは一体どうやってつくっているのだろう?」と考えたことがあるはずです.実は,その答えの多くは型技術にあることを知っているでしょうか? ものづくりの原点は型づくりにあります.型づくりには多岐にわたる知識,技術,経験が必要であるため,型技術はものづくりの実力を左右します.よって,型技術は日本のものづくりの将来と深い関わりを持っていると言っても過言ではありません.一般にはあまり知られていませんが,日本の型技術は世界トップクラスのレベルを誇っています.しかし,型技術は機密とされることが多いこともあり,企業の方から直接お話しを聞くことができる機会はほとんどありません. そこで本講演会では,会社経営の中枢としてものづくりの最前線を牽引し,また世界的にもユニークな組織である型技術協会の理事も務められている企業の方々を講師としてお招きし,世界をリードする型技術と日本のものづくり戦略について講述いただきます. 日 時: 2016年5月13日(金) 13:30~17:20 会 場: 大阪大学大学院工学研究科 機械系M4棟2階M4-201講義室 (〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1 大阪大学 吹田キャンパス) -----------------------------------------《スケジュール》--------------------------------------------------------------------- 13:00~      受付・開場 13:30~14:00  総会 14:00~15:00 基調講演: 「マツダのブランド戦略とモノ造り革新について」 マツダ(株) 専務執行役員  菖蒲田 清孝 氏 型技術協会 副会長 15:00~15:20  コーヒーブレイク 15:20~16:20 講演1:「Creation for Smileを目指すサイベック流もの創り経営戦略」 (株)サイベックコーポレーション 代表取締役社長  平林 巧造 氏 型技術協会 理事 16:20~17:20 講演2:「商品デザインと成形技術」 パナソニック(株) 生産技術本部 成形技術開発センター  所長 柳本 努 氏 型技術協会 理事 --------------------------------------------《講演概要》--------------------------------------------------------------------------- 基調講演の概要: 激しいグローバル競争の中、自動車業界の中で、全世界販売シェアーが2%程度のスモールプレーヤーであるマツダが、グループを挙げて取り組んでいるSKYACTIV技術と、それを支える生産現場での『モノ造り革新』の取り組みをご紹介します。マツダという企業の生い立ちや特徴から、私たちが何を大切にし、モノ造りに取り組んでいるのか。どのような取り組みでSKYACTIV技術が生まれてきたかを実際の事例でご説明することで、将来の方向性を模索されている学生の皆さんに、『モノ造りの楽しさ』を感じ取って頂くと同時に、企業側からみた皆さんへの期待値をお伝えしたいと思います。 講演1の概要: 2009年、29歳で父から事業承継をした私は経営方針をCreation for Smileと掲げました。 このイニシャルをとるとCSとなり通常顧客満足と言われていますが、当社ではCustomer Smile(顧客笑顔)、Community Smile(地域笑顔)、Co-worker Smile(仲間笑顔)の3つのCSを表現しています。これは私たちのものづくり=型技術を自ら楽しみ、お客様だけでなく地域にも笑顔を提供することを当社の企業使命と掲げております。これを実現するためは人の持つ創造が必要不可欠であり、型技術の楽しみなくして創造はあり得ません。本講演では、Creation for Smileを目指す当社もの創り経営戦略について今後の夢を交えて紹介させていただきます。 講演2の概要: 今や家電商品は機能よりもデザインで売れる時代です。「質の高い製品」を「安く」作っていれば売れた高度経済成長期から、異なったジャンルを横断して、技術やアイデアを組み合わせて市場を創造するイノベーションの時代へと変化しています。優れた商品にはユーザーニーズをとらまえたデザインと、そのデザイン・商品特性に合った素材が選択されており、そこには素材の持ち味を引き出す成形技術が欠かせません。言い換えると、成形技術は商品の機能や質感を実現し、新しい感動や使い心地を与えることができる技術であるということです。本講演では、商品デザインを具現化する成形技術の紹介と、その具体事例について紹介させていただきます。 ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 大阪大学機械工学系技術交流会 事務局 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番1号   大阪大学大学院工学研究科 機械工学専攻内 E-mail:koryukai@mech.eng.osaka-u.ac.jp

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